2018年10月27日(土)〜2018年10月28日(日) レース回顧

DC値・CC値ともに「８」以上の１、２、３、５、９番人気５頭が明らかに上位で、５頭立てのレースと言っていい。人気的には単勝３倍台で１〜３番人気が拮抗しているが、DC値トップの１番人気マイネルブロッケンは休み明け。休み明けの同コース前走を適度に負けた唯一DC値・CC値ともに二桁の３番人気ウォーターマーズか、叩き２戦目＆降級２戦目で1000万好走コースに替わった前日推奨２番人気メイショウテムズから入るのが妥当だろう。
結果、馬券候補５頭が順当に掲示板を独占。メイショウテムズが圧勝し、CC値トップの５番人気サマーサプライズが２着、ウォーターマーズが僅差の３着争いを制し、９番人気クリノカポネが４着、マイネルブロッケンが５着。

唯一DC値・CC値ともに二桁のＧ１ホース、モズアスコットが一目瞭然の格上馬。ただし、春は使われつつ良くなった馬が休み明けで10キロ増。加えて、安田記念以外では初めて背負う58キロ。ここは３連複流しが無難で、配当妙味を追求するなら３連単マルチ。相手はDC値・CC値ともに「５」以上の６頭から、オープン初挑戦の６番人気サフランハートを切った、２、４、８、９、10番人気５頭で万全。
結果、２番人気ロードクエストがゴール目前でモズアスコットを交わし、EP値トップで好仕上がりの京都巧者８番人気グァンチャーレが３着、４番人気ベステンダンクが４着、10番人気コウエイタケルが５着。

DC値・CC値ともに二桁の２頭、スワーヴリチャードとレイデオロがリード。重賞展望で最右翼とみた前者は、スタート直後の不利で走る気が失せたかのような惨敗。いくらなんでも負けすぎなので、体調も万全ではなかったか。一方後者は「前走４角８番手以下」のハードルに引っかかったが、オールマカーは４角ちょうど８番手だったので、ルメールと相殺して有力視する手はあったろう。
この２頭以外の馬券候補は、DC値・CC値ともに「８」以上の４頭から、過去３走４角10番手以下のマカヒキと、休み明けの前年12着馬ミッキーロケットを切った２頭、サングレーザー＆キセキと、重賞展望で有力視したDC値トップのアルアインまで。
結果、パーフェクトな競馬をしたレイデオロが快勝し、前走４角９番手のサングレーザーが２着、前日穴推奨のキセキが僅差３着、アルアインが４着。スワーヴリチャードから入っていなければ完璧だったか。

準オープン好走コースに出てきたクライムメジャーが好仕上がりなら堅軸とみたが、８キロ増の太め残りで１番人気は妙味薄。となると、同馬以外では唯一DC値・CC値ともに二桁で、GB値・BB値トップの２番人気ボンセルヴィーソから入るのが妥当。相手はDC値・CC値ともに「５」以上の６頭から、使い詰めで自己最高体重の６番人気ナイトバナレット、ここでは地力不足の９番人気ディアジラソルを切った、１、３、４、８番人気４頭と、叩き３戦目でCC値２位の７番人気シグナライズまで。
結果、ボンセルヴィーソは順当に悠々逃げ切り、DC値・CC値ともに「９」以上の３番人気ラヴィングアンサーが２着、叩き２戦目でCC値２位の８番人気アルジャーノンが３着、４番人気オールザゴーが４着、シグナライズが５着、クライムメジャーが６着の会心決着で、３連単は28,320円。